これらの樹々の枝の剪定も環境部の重要な役割ですが、問題は剪定した枝をどうするかです。自然に分解するには長い時間がかかり、置き場所に困ります。かといって燃やすと煙で周りの人々に迷惑がかかります(カーボンニュートラルですが)。バンコク都が枝を引き取ってくれることもありますが(なかなか来てくれない)、当然車で運ぶのでカーボンネガティブです。
そこで環境部では枝を細かく砕いて、生ゴミ堆肥に混ぜることにしました。(最近ですが)
粉砕したといっても、通常木の枝はなかなか分解しません。しかし。。。
1、排水設備のグリーストラップから汲み取った廃油脂を堆肥に混ぜることで、高温での堆肥の好気発酵が持続し(60-70℃)します。つまり放線菌(ヘミセルロースを分解します)の活動が持続するので、木の枝の分解が良くなります。
2、堆肥に廃油脂を混合すると悪臭が出ますが、炭の粉や破片を同時に混合することで、悪臭がかなり軽減します。
3、炭だけでは脱臭効果は十分ではないかもしれませんが、T字型(縦型)のパイプを同時に用いることで、堆肥の内部がより好気状態になり、さらに臭気が軽減されます。
0 件のコメント:
コメントを投稿