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2012年7月29日日曜日

ムヒカ大統領のリオ会議スピーチ

http://www.youtube.com/watch?v=ezofj2ydzz4&feature=player_embedded


不毛だったRio+20の中で唯一、血の通ったムヒカ大統領の演説です。


ムヒカ大統領のリオ会議スピーチ: (訳:打村明)

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会場にお越しの政府や代表のみなさま、ありがとうございます。
ここに招待いただいたブラジルとディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。私の前に、ここに立って演説した快きプレゼンテーターのみなさまにも感謝いたします。国を代表する者同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない素直な志をここで表現しているのだと思います。
しかし、頭の中にある厳しい疑問を声に出させてください。午後からずっと話されていたことは持続可能な発展と世界の貧困をなくすことでした。私たちの本音は何なのでしょうか?現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか?

質問をさせてください:ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。

息するための酸素がどれくらい残るのでしょうか。同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億〜80億人の人ができるほどの原料がこの地球にあるのでしょうか?可能ですか?それとも別の議論をしなければならないのでしょうか?
なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか?
マーケットエコノミーの子供、資本主義の子供たち、即ち私たちが間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作って来たのです。マーケット経済がマーケット社会を造り、このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。

 私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?あるいはグローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?

このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?どこまでが仲間でどこからがライバルなのですか?
このようなことを言うのはこのイベントの重要性を批判するためのものではありません。その逆です。我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません、政治的な危機問題なのです。
現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。
ハイパー消費が世界を壊しているのにも関わらず、高価な商品やライフスタイルのために人生を放り出しているのです。消費が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなくてはなりません。消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば不況のお化けがみんなの前に現れるのです。
このハイパー消費を続けるためには商品の寿命を縮め、できるだけ多く売らなければなりません。ということは、10万時間持つ電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会にいるのです!そんな長く持つ電球はマーケットに良くないので作ってはいけないのです。人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。悪循環の中にいるのにお気づきでしょうか。これはまぎれも無く政治問題ですし、この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません。
石器時代に戻れとは言っていません。マーケットをまたコントロールしなければならないと言っているのです。私の謙虚な考え方では、これは政治問題です。
昔の賢明な方々、エピクレオ、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています

「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。
国の代表者としてリオ会議の決議や会合をそういう気持ちで参加しています。私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことを分かってほしいのです。

根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。

私は環境資源に恵まれている小さな国の代表です。私の国には300万人ほどの国民しかいません。でも、1300万頭の世界でもっとも美味しい牛が私の国にはあります。ヤギも800万から1000万頭ほどいます。私の国は食べ物の輸出国です。こんな小さい国なのに領土の90%が資源豊富なのです。
私の同志である労働者たちは、8時間労働を成立させるために戦いました。そして今では、6時間労働を獲得した人もいます。しかしながら、6時間労働になった人たちは別の仕事もしており、結局は以前よりも長時間働いています。なぜか?バイク、車、などのリポ払いやローンを支払わないといけないのです。毎月2倍働き、ローンを払って行ったら、いつの間にか私のような老人になっているのです。私と同じく、幸福な人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。
そして自分にこんな質問を投げかけます:これが人類の運命なのか?私の言っていることはとてもシンプルなものですよ:発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。

幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。環境のために戦うのであれば、人類の幸福こそが環境の一番大切な要素であるということを覚えておかなくてはなりません。

ありがとうございました。

2012年6月16日土曜日

夏の気持ち良い省電力 cold shower to save electricity


タイ等の熱帯地域では、温かくない水を浴びる習慣があります。一年中暑いため、冷たい水を浴びることで、涼しく過ごそうという生活の知恵です。
people who are living in tropical countries take cold shower. i think that's great ingenuity for them to live comfortably in the hot climate areas.

日本では暑い夏こそ熱いお風呂に入ります。確かにさっぱりして気持ちいいです。が、一度水道水のシャワーを試してみませんか?なかなか気持ちいいですよ。しかも電気を節約することもできます。
although japanese take hot bath to wash away the sweat in summer, taking cold shower in summer like thai people is also feel good and we can save electricities, too.

夏の電力不足を補うという理由で、大飯原発を再稼働させるそうです。が、もし夏の消費電力を抑えることができれば、日本政府も電力会社も、この『夏の電力不足』という理由による原発再起動ができなくなります。
japanese government and electric power companies are restarting ooi nuclear power plant as a just cause to cover electricity shortage in this summer. but if we can save electricity, they cannot justify this "restarting nuke to avoid electricity shortage"

2012年6月11日月曜日

桜井サイエンスエンターテインメント成功 sakurAi Science Entertainment success

今回の桜井サイエンスエンターテインメントは皆様のご協力により、大成功をおさめることができました。本当にありがとうございました。


sakurAi Science  Factory thanks you for joining us and hope you enjoyed sakurAi Entertainment in Thailand. we truly couldn't have achieved such success without your supports. thank you very much.



2012年6月2日土曜日

World Environment Day 2012 : BRAZIL 世界環境デー2012 ブラジル

Brazil will be the host of world environment day(WED) in 2012. this year's theme is "green economy: does it include you?" 
2012年の世界環境デーのホスト国はブラジル。そしてテーマは『グリーン経済:あなたにも関係があるか?』です。 



the un environment program says that "green economy" could improve human happiness and social equity, while it reduces risks of environment and food shortages. in the other words, green economy is low carbon, resource efficient and socially inclusive. 

国連環境計画は、『グリーン経済』が人類の幸福と社会的公正を高め、環境や食料不足のリスクを軽減すると言っています。これは言い換えれば『グリーン経済』とは低炭素、資源の有効利用、社会的包括ということです。




actually, green economy lead to better income and employment of us by public and private investments that reduce carbon emission and pollution, enhance energy and resource efficiency, and prevent the loss of biodiversity and ecosystem services. these investigations should be supported by changing public expenditure, policy and system.

実際『グリーン経済』は我々に増収や雇用の拡大につながりますが、これは二酸化炭素や汚染の削減やエネルギーおよび資源の有効利用、生物多様性や生態系の保全に基づく投資によってもたらされます。

but what does all this for you?  "does it include you"is the answer. green economy is all about us so we have to find out the answer of green economy by ourselves.
しかし、以上のことは、あなたにとって何なのか?その答えはテーマの中にある『
あなたにも関係があるか?』です。『グリーン経済』とは我々の問題であり、我々が自身で『グリーン経済』の答えを探さなければならないのです。

2012年5月25日金曜日

桜井サイエンスエンターテインメントinタイ

みなさま。今日は日本では既にマスコミ等で取り上げられてます、サイエンスナビゲーターの桜井進先生による、サイエンスエンターテインメントについてお話いたします。

桜井先生は、2000年より数学の素晴らしさを伝えるためのプレゼン活動を始め、現在ではプレゼン活動の他に、テレビ出演、執筆などに忙しい毎日を送られています。

が、今回タイのバンコクで『桜井サイエンスエンターテインメント』が開催されます。

2012年6月6日(水)13-15時 ルンアルン学園(ラマ2世通り)

2012年6月7日(水)9時半-15時半 キングモンクット工科大学バンモット

詳細は、飯村 浩まで。
メール:hiimura4444@hotmail.com hiimurajah@gmail.com
携帯:081−583−9852



2012年5月9日水曜日

Eco toilet - NHK WORLD RADIO JAPAN - Script

『NHKワールドラジオJAPAN』に紹介された、シャンティ山口の佐伯昭夫さんの『エコフレンドリートイレ』の日本語訳です。
japanese script of "eco-friendly toilet" of mr.teruo saeki, shanti yamaguchi foundation, introduced on nhk world radio japan.





NHK WORLD
2012319日 NHK RADIO JAPAN 放送 日本語訳 
翻訳「IIMURA HIROSHI THAIRAND

みなさん、こんにちは。
NHKラジオジャパンが興味深い内容について、ご紹介致します。
リスナーのみなさま。

現在タイにおいて、エコフレンドリートイレが、町から遠く離れた山奥の村で、たくさん設置されています。
このトイレは人間の排泄物を液状に変え、堆肥と燃料用ガスとして活用しているのです。この堆肥を生産し、環境を改善するトイレを設置し、またより環境にやさしくなるように改良しているのが、日本人の佐伯昭夫さん、67歳です。

今日はこのエコフレンドリートイレがどのようなものなのかについて、佐伯さんがこのトイレを推進した理由も含めてお話しいたします。
佐伯さんはこのエコフレンドリートイレの設置、点検および修理のため、タイ北部の山脈にあるモン族の村、ホイプム村に半年以上滞在します。

佐伯さんのお話です。
「1月の24日から2月の17日までは、トイレの最終、、、」今年は1月から2月まではトイレの設置を行い、3月からは今後のトイレ設置について村民と話し合いを始めています。
村人達が私のところを訪ねて来て、トイレについて話すのは、何より楽しいことです。佐伯さんがエコフレンドリートイレ作りに使う資材は、すべて現地で調達できるものです。そして村人が協力し合い、自分たちでトイレの設置を行うのです。

それにより資材の費用を抑え、また建設会社の職人を雇わないことで人件費がゼロになるのです。トイレの設置は最低限の資材で行うため容易で、またそのプロセスも最短期間でできるようにデザインされています。

エコトイレの設置プロセスですが、まずはトイレからパイプをつなげて直径1.5メートル、深さ2メートルの円柱型の槽に入るようにします。このような槽が5つあり、排泄物が移動するようにパイプでつながれています。
排泄物が直接流れ込む第1槽の蓋には、排泄物から発生するメタンガスを集めるために、管が取り付けられています。そしてこの管が屋内のガスコンロにつながれています。このガスに火をつけると大きな黄色い炎が上がり、調理に使うことができるのです。

第2槽から第5槽までは微生物が自然に発生し、排泄物の分解が行われます。
排泄物は密閉した中で約1ヶ月おかれるので、大腸菌などの好気性の細菌や病原菌などは全て死滅するため、人体に対する危険がありません。
排泄物は第5槽に到着するころには澄んだ液体となり、これは窒素およびリン酸やその他の養分が豊富なので、堆肥として適しており、パイプで村内の農地につながれています。



佐伯さんのエコフレンドリートイレができる前は、村人が穴を掘ってトイレとして用いたり、またトイレが無い家もたくさんありました。
そのため村中に悪臭が漂い、常にひどい下痢や伝染病に感染している村人が絶えませんでした。しかし佐伯さんのトイレができてからは、これらの疾病が半分以下に減りました。そのため村人達は佐伯さんに大変感謝しています。

「アンケート調査で健康調査とかやってるんですけど、その中で当初、、、」私がアンケート調査を行った結果、このトイレができてから健康状態が良くなった、ひどい下痢や感染症も無くなったという意見が多く得られました。
その他に、堆肥もたくさん得られ、畑にもたくさんの野菜を植えることができるという意見もみられました。
村人の一人は、今までトイレが無かったため、恥ずかしくてお客さんを家に招くことができませんでしたが、トイレができたからは、両親や親戚などを泊めることができるようになり、楽しいお正月を過ごすことができた、と言っています。

佐伯さんは元山口県の職員でダムや発電所等の管理業務を行っていました。
1993年にモン族の村の自立を支援するために山口の地域から発信するNGOとして結成されそのメンバーの一員として活動を続けています。
佐伯さんは当時を振り返って、1996年の6月の雨期の時に訪れた、ある村で
遭遇した出来事に大変驚いたと言っています。

「道は水浸しで、そういう中で子供がねぇ、、、」道が水浸しになっている時に、子供が水遊びをしていたのですが、よく見ると排泄物がたくさん浮かんでいました。   その中で子供達が遊んでいるのを見て、私は大変驚くとともに、このような環境が伝染病の多い原因だと考えました。

私はそこでその水をサンプルとして採取し、水質検査を行いました。その結果、大腸菌や病原菌そして油さえも検出されました。到底飲用に適した水ではありませんでした。トイレからあふれ出た汚物の対策を行わなければなりませんでした。

佐伯さんがどのようにして、 配水管も電気も無い貧しい村に清潔なトイレを設置することができたのでしょうか。
佐伯さんは、日本に帰り問題の解決策を考えました。そして佐伯さんの子供の頃のある思い出がアイデアの元となったのです。佐伯さんは山口県の農家で育ちました。子供の頃、人の排泄物を田んぼの片隅にある肥溜めの中で発酵させて堆肥に変えていました。
この肥溜めは日本で古くから用いられていました。地面に穴を堀って水瓶を埋め込み、その中に排泄された物は微生物によって分解された後、堆肥として使用されました。

そこで佐伯さんが考えたのは、もし現代的な肥溜めをモン族の村に設置し、排泄物を堆肥に変えて有効的に再利用することができたら良いのでは、ということでした。そこですぐに研究を始めたのです。

2002年より現地で実際に実験を繰り返し、そして遂に2005年にエコフレンドリートイレの第一号が出来上がったのです。
その当時から村人も参加し、熱心にトイレ設置に努力しました。そしてエコフレンドリートイレはホイプム村内および近隣の村に44カ所設置されています。
またこれから1年の間に更に23カ所のトイレを設置する予定です。
このエコフレンドリートイレの設置を推進するだけでなく、佐伯さんは村人達にトイレの作り方も指導しています。
前述の44カ所のトイレのほとんどは村人達が佐伯さんの指導の下に作リました。村人が資材を調達し、協力し合って設置したのです。

佐伯さんが推進しているのはエコフレンドリートイレだけではありません。
農業についての助言も行っています。

村人は山の斜面でトウモロコシを栽培していますが、無計画に木を切り倒して畑を広げたため、昨年の雨期の大雨により、木がなくなった斜面の土砂が崩れ、村の人家が一軒破壊される被害を受けました。

佐伯さんは村人と、どのようにしたら状況が良くなるかについて話し、山の上に木を植えることになりました。植林するのは収入源となる木で、ゴムの木やマンゴーなどの果樹などです。
佐伯さんと村人達は苗木小屋を作り『農業センター』と名付け、300本以上の苗木を育てています。
そしてエコフレンドリートイレからの堆肥を用いています。
今年と来年は、どの種類の木がこの地域の気候に適し、果実が良く実るかということを実験します。そして再来年より本格的に苗を植林する予定です。

佐伯さんは「なぜ苗を育てることから始めたかというと、やっぱり人はね、、、」なぜ我々は苗を育てることから始めたかというと、人は種から自分で育てた苗木というものを大事にし、世話をするもので、そこが買って来た木を植えるのと異なるところです。買って来た木であれば、育ちが悪ければ簡単に切ってしまいます。

私ができることは手助けすることだけです。
その後は村人達が自分達で道を切り開いて行かなければならないのです。
もし村人が忍耐強く、自信を持てば、明るい未来が開かれるのです。
 
以上が佐伯昭夫さんが、タイの北部の山岳少数民族の村に設置したエコフレンドリートイレの話です。

2012年4月16日月曜日

Eco toilet - NHK WORLD RADIO JAPAN



































山口県のNPO『シャンティ山口』の理事である、佐伯昭夫さんが考案し、タイのパヤオ県のモン族の村にたくさん設置されている『エコトイレ』が、2012年4月19日に『NHKワールドラジオJAPAN』に紹介されます。
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/radio/program/index.html

mr.teruo saeki, a director of "shanty yamaguchi foundation" invented "eco-friendly toilet" and has installed lots of toilets for hmong villagers, phayao province, thailand. his excellent toilet is going to be introduced on "NHK WORLD RADIO JAPAN" on april 19, 2012.
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/radio/program/index.html

佐伯さんの『エコトイレの神様』として活動は、東京新聞にも紹介されました。
http://roongaroonenvironmentjp.blogspot.com/2012/03/god-of-eco-toilet.html

he was also introduced as "god of eco toilet"on "tokyo newspaper".
http://roongaroonenvironmentjp.blogspot.com/2012/03/god-of-eco-toilet.html
http://roongaroonenvironment.blogspot.com/2012/03/god-of-eco-toilet.html

2012年4月2日月曜日

森林破壊への取り組み restoration project recovering forests

近年、石油をはじめとする化石燃料枯渇にともない、バイオエネルギーへの注目が高まっています。特にトウモロコシやキャッサバ、サトウキビなどを原料とするバイオエタノールは植物を原料とするため、クリーンなイメージがあります。

recently, people becoming interested in bio energy because of the exhaustion of fossil fuel. especially, people regard bioethanol as a clean energy because it's produced by plants.


このバイオエタノールですが、本当に問題は無いのでしょうか?大量のトウモロコシをバイオエタノールに用いるために、トウモロコシ価格の高騰が高騰したニュースは皆さんもお聞きしたことがあるのではないでしょうか。

does this bioethanol really have no problem? you'd ever heard news of sudden rise in corn price in because of using huge of corn for bio ethanol production, haven't you?


現在バイオエタノール生産のために、遺伝子組み換えトウモロコシが栽培されています。森林を伐採し、焼き払い、除草剤で草を除去した土地でも、このGMOトウモロコシだけは除草剤に対して耐性があり、どんどん育ちます。

now GMO corn is grown for bio ethanol production. forests were cut and burned down, herbicides were applied to kill weeds. but only GMO corn survives because of its gene of resistance to herbicide.


































しかし、10数年栽培を続けると、土壌枯渇によりトウモロコシのサイズは半分になり、収入が激減します。また森林が減少するため洪水の原因にもなっています。

but more than 10 years plantation of GMO corn occurred soil exhaustion and corn size became half. villagers' income also have decreased every year. and this deforestation could be a reason for flooding.

















































山口県のNPO『シャンティ山口』(http://www.shanti-yamaguchi.com/)は、トウモロコシ栽培から果実栽培への転換プロジェクトを実施しています。

japanese npo,"shanty yamaguchi"(http://www.shanti-yamaguchi.com/) is carrying out a project to convert GMO corn to fruits. now many kinds of fruits are planting to examine their aptitudes for environment.

























このプロジェクトの特徴は、GMOトウモロコシ栽培を続けながら、間に果物の木を植えるとともに、農薬や化学肥料の使用量を徐々に減らしていくというものです。トウモロコシの収穫量は減少しますが、果物もできてくるので、極端な収入の落ち込みを防ぐことができるのです。

in this project, villagers don't have to give up GMO corn cultivation right now. they plant fruits trees between corns and try to reduce chemical usage. total corn production would be decreasing every year but the crop of fruits would increase so total income wouldn't fall down.


















もちろんGMOトウモロコシ栽培を完全に止めてから果実栽培をした方が土壌回復は早いのですが、数年間収入がゼロになるので農民にとっては現実的ではありません。

actually GMO corn cultivation should be given up for quick soil recovery, but it's impossible for villagers because their incomes would become zero for years.


『シャンティ山口』のこのプロジェクトも住民の生活に配慮した素晴らしいものです。詳細は『シャンティ山口』の活動はHPにも詳細に紹介されています。http://www.shanti-yamaguchi.com/

i think ""shanty yamaguchi'"'s this project is also excellent because they give careful consideration to villagers' lives. you can see a detail of this project on "shanty yamaguchi"'s web site. http://www.shanti-yamaguchi.com/ (japanese only)



2012年3月30日金曜日

アースアワー2012 Earth Hour 2012























明日、2012年3月31日、20:30-21:30はアースアワー2012。

昨年は、世界中135カ国の5200以上の都市や町がアースアワー2011のために電気を消し、気候変動に対する力強いメッセージを送りました。

earth hour 2012 will take place on tomorrow, march 31st 2012 from 20.30 to 21.30.

more than 5,200 cities and towns in 135 countries worldwide switched off their lights for Earth Hour 2011, sending a powerful message for action on climate change.


http://www.youtube.com/watch?v=FovYv8vf5_E

しかし私は『自分のアースアワー』を先週からスタートしました(毎日ではありません)。電気を消している間、私は色々なことを考え、また瞑想も行いました。これらの1時間は私にとって楽しいひとときでした。

but i started "my earth hour" last week (not every day) and i could think many things during turning off my lights. i even did meditation and those 1 hour activities are very good time for me.


私はみんなもっと家族や友人と話すことに時間を費やすべきだと思います。または瞑想するのも良いかもしれません。なぜなら会話や瞑想は私達の想像力を養うからです。しかし現在私達はテレビやゲーム、インターネットなどに、あまりにも多くの時間を使っていると思います。これらの技術は、我々に知識を与えてくれるかもしれません。しかし深い智慧を育んではくれないのです。

i think that we should spent more time for conversation with your family or friends and even for meditation. because these activities can improve our imaginations. but now we spend much time for watching t.v., playing games and internet etc. which spoil our imaginations. these technology give us much knowledge but not give deep wisdom.


2012年3月26日月曜日

佐伯さん『エコトイレの神様』"God of Eco toilet"
























山口県のNPO法人シャンティ山口では、タイのNGOシーカーアジアとともにタイの山岳小数民族支援を行っています。

シャンティ山口の理事、佐伯昭夫さんは山岳民族の村の衛生的環境を改善のために『エコトイレ』を考案し、すでに村の中のたくさんの家に設置されました。

"shanti yamaguchi" is japanese npo which is counter part of thai ngo "sikka asia". they have been supporting a life of hill tribe villagers in northern thailand. mr. teruo saeki, director of "shanty yamaguchi", designed "eco toilet" to improve the life of villagers. many "eco toilets" have already been installed in the villages.


佐伯さんのエコトイレは非常に無駄のない設計です。まず糞尿の嫌気発酵により発生したメタンを調理に用います(一部設置)。その後、数槽の嫌気槽で殺菌、有機物の分解後、畑に浸透させると残りの有機物を土中の好気性微生物が分解します。そしてこの嫌気槽からの有機物が肥料となって、畑には青々として野菜が実ります。

mr.saeki's eco toilet make importance on effective use of resources. it even gathers methane gas from first anaerobic reactor and use it for cooking (only some toilets). after most of bacteria were killed and some organic matters might be decomposed in the next septic tanks, the septic water rich of organic matter permeate fields. microorganisms in the soil degrade the organic matter into compost to grow vegetables.


電力等、一切の動力を使用せず、嫌気-好気による効率的な水質浄化が行える素晴らしいシステムです。

this excellent and simple water treatment system works effectively by anaerobic-aerobic microorganisms collaboration without electricity or any other energies.


佐伯さんは、なぜこのようなシステムを考案することができたのか?それは日本人特有の『モノを大切にする心』によるものだと思います。トイレの汚水ですら無駄にせず、ガスと野菜をまで作ってしまう。ノーベル賞平和賞を受賞したワンガリ・マータイ博士も感銘を受けた『モッタイナイ』の精神です。

why mr.saeki could create such a fantastic system? i think his idea were from "spirits of taking care of things" that all japanese had ever had before. the effective utilization of waste water to make gas and vegetables. dr.wangari maathai, nobel peace prize winner and environmental activist, were still impressed with our "mottainai" spirits.


それと佐伯さんのエコトイレのもう一つの素晴らしさは、エコトイレの設置を住民とともに行っていることです。住民はエコトイレを作る方法を学ぶので、今後自分たちだけでも設置できるのです。何ときめ細かく、暖かく、住民主体のプロジェクトなのでしょうか!

the other excellence of the project is to build all eco toilets by mr.saeki and villagers. so all of them can learn how to make it by themselves. this project is managed directly by local residents. what is a carefully and warmly project it is!


以上のような『モノを大切に』し、『未来につなげる』教育的側面を持つエコトイレについて、徳島大学の大橋眞博士が国際保健医療の2012年3月号に論文を掲載されています。(近日中に学会HPにもUP)UPされましたら、学会のHPも追加したいと思います。

eco toilets also has educational aspects to improve "spirits of taking care of things" and transmit to "next generation". dr. makoto owhashi's paper is going to be published on "japanese association for international health", march 2012.


科学も技術も最初に『心』ありき。

現代の『心』を失った科学技術により生み出された怪物の一つが収束の兆しも見えない『原子力発電所』なのです。

heart comes first for science and technology.

"nuclear power plants" are huge monster created by scientific technology without "heart". 1 year past, still far from under control.


規模こそ異なりますが、この佐伯さんの『エコトイレ』と『原発』の『心』の差を感じていただきたいと思います。

nuke is bigger than eco toilet. but i would like you to see the difference of "heart for science and technology" between "mr.saeki's eco toilets and nukes".


2012年3月13日火曜日

震災より1年 1 year after disaster

1年前の2011年3月11日に大地震、津波と福島原発事故が起きた。災害により、私の先輩のお兄さんが亡くなり、多くの友人知人の家屋も失われた。福島原発の事故を受け、原発運転および計画を止めた国もあるにも関わらず、日本政府は原発を推進し続けている。

march 11, 2012 was 1 year anniversary of earth quake, tsunami and nuke accident in japan. my senior lost his elder brother and many friends lost their houses because of disaster.
many countries abandoned their nuke plant because of fukushima's accident but japanese government still persists nuke project.

多くの日本人が原発を停止した場合の電力供給不足を心配しているが、京大の小出先生は火力発電だけで電力はまかなえると言う。電力不足は政府が原発を中止しないための口実に過ぎない。

many japanese are concerned about the electricity shortage when nukes are stopped. but mr. koide at kyoto univ. says no electricity shortage occurs even all nuke are stopped. because capacities of fossil-fuel power plants are enough for our daily energy consumption. japanese government deceives us to continue nuke projects.

また小出先生は、日本人が電力使用を見直すべきだとも言う。確かに火力発電だけで電力は十分だとはいえ、現代の日本人は電気を消費しすぎている。

mr.koide continues even capacities of fossil-fuel power plants are enough for our lives, we should consider about our energy consumption, because we consume too much electricity.

代替エネルギーの開発だけでなく、我々はもっと電力使用のありかたを考えるべきである。
we should consider not only renewable usage but also saving energy consumption.





2012年3月7日水曜日

タイ洪水支援コンサート&寄付 Saw concert for flooding&Donation

去る2012年2月24日(金)、のこぎり演奏家の稲山訓央氏と多数の競演者による、タイ洪水被災者支援コンサートが、ルンアルン学園とCHEZ LODIN において開催されました。
on fri, feb 24, charity concerts for flooding victims were held by saw player mr.kunio inayama and many musicians at roong aroon school and chez lodin.

多くの方々より寄付金をいただきました。本当にありがとうございます。
thank you for donation to charity.

タイおよび日本で集まった寄付金の全て、約44051バーツは、アユタヤのプラチャーコーンランサリット学校の校舎修復および建設のために寄付させていただきました。
the contributions amount to 44,051baht and was all contributed to prachakonrangsarit school in ayuthaya for the repair of flood-damaged school building.


















2012年2月16日木曜日

タイ洪水支援コンサート Saw concert for flooding

のこぎリスト 稲山訓央氏によるタイ洪水被害者救済のためのコンサート
2012年2月24日

Saw Concert for Thai Flood Victims by Saw player Mr. Kunio Inayama
Feb. 24th 2012

1. ルンアルン学園 15.30-17.00
at Roong Aroon School 15:30-17:00

2. Chez Lodin (ディンソー通り カオサン通り近く) 21.00-24.00
at Chez Lodin (Dinso st. near khao san st. 21:00-24:0o)
(Mr. Inayama: 23:00-24:00)


























2011年11月27日日曜日

洪水ボランティア volunteer for flooding

昨日3回目の洪水支援ボランティアのために、光男カウェサコー師の財団に行きました。ちょうどルンアルン学園の保護者であるヨートお父さんが、腐水からの悪臭を改善するためのEM作りのために来ていたので、お手伝いをいたしました。前回、前々回は被災者支援袋作りをしましたが、今回はEM作りなのでお役に立てたかと思います。


yesterday i worked as a volunteer at phraachan mitsuo foundation. that was the third time that i go there. i helped father yod's activity of making EM or microorganism. Em is useful to reduce a bad smell of waste water. another twice i helped making disaster rescue bags.


科学者は、EM効果に懐疑的です。汚水中での反応を確認できないからです。私もバイオ分野で働いていたものとしては、効果的な反応が汚水中で起きているとは理論的には考えられません。


scientists cannot to find out the evidence of waste water purification potential of EM, so they don't accept it. i was also a biological researcher so i don't think waste water would be purified with EM.


しかしそれでも私なりにEMの効果について2つ挙げたいと思います。

1、COD BOD DOは改善されないが、汚水の悪臭は低減する。

2、被災者の生活の質、特に精神面で改善させる。危機に陥った場合、人は精神的なダメージを受けます。そんな時皆で協力し合い、また希望を持って作業を行うことは精神衛生上良い事だと思います。


but i think that EM has 2 good effects

1. it reduces a bad smell from the waste water even it cannot reduce COD and BOD level and no DO increasing.

2. EM activities can develop flood victims' quality of lives. because most of the people who are in the serious situation have mental problems. so some hopeful activities and helping each other would be good mental care.







2011年11月26日土曜日

被災民支援 "the way of effective microorganism"

バンコクのラチャパット大学プラナコーン校で、洪水被災者支援のためのイベントが行われ、ルンアルン学園環境部メンバーも、ゴミの分別と微生物発酵液作成の講師として参加しました。


activity to save the victims of flooding "the way of effective microorganism" was held at rachapat univ. phranakhorn campus, bkk. environment dept. members of roong aroon school also joined it to teach a garbage separating for recycling and how to make and use effective microorganism.


私達の微生物は市販のEMを用いないので、今回の様な緊急時には便利でしょう。被災した住民に対し、我がチームはリサイクルのためのゴミ分別方法と微生物発酵液によって腐食水の臭いを軽減する方法を伝授しました。


Our effective microorganism doesn't mix em from em co.ltd. so it's comfortable for this situation. i hope the residents use the effective microorganism to reduce bad odor from waste water.


しかし本当に私達が住民に伝えたかったのは、ゴミや環境に対する意識を常に持っていただきたいということです。問題が起きてから、慌てて解決法を探すのではないのです。もし最初からゴミの管理をきちんとしていたならば、ゴミや水の悪臭もこれ程の大問題にならなかったでしょうし、他の人や各機関のせいにすることも無かったと思います。


but what we want residents to aware of is the environmental consciousness. people consider how to solve the problems after it happened. but i think if we managed the wastes more tidily, the problems couldn't be so serious like that and we didn't have to excuse some other people in the same country.


もしタイ人がもっとタイのことを愛し、もっとタイのことを考えていたら、森林破壊はここまで進まなかっただろう』また『森林がもっと残っていれば、こんな大惨事にはならなかったはずだ』と、私は思います。


and i also think if thai people love their country and nature, the forests would not be destroyed so much. if it were not destroyed, flooding could not be so serious.









2011年11月9日水曜日

ロイグラトン Loi Kratong















ロイグラトンの本来の意味は川への感謝です。しかし現代人は川や自然の大切さを忘れています。今こそ我々は川や自然へもう一度感謝すべきではないでしょうか。私はタイの森を破壊した国の一つである日本から来た者として、グラトンは流さずに川への感謝の気持ちを捧げます。

the original meaning of Loi Kratong is to appriciate to the blessing of hte rivers. but most people forget the value of the rivers and nature. i think now is the time to re-recognise it. japan is one of the countries to have detroyed(is destroying) the forest in thailand,so i should give my thanks for the rivers.


http://www.facebook.com/rootannam

http://www.facebook.com/hiimura4444

2011年10月7日金曜日

生ゴミ堆肥の作り方1

























環境への願い。environmental staff's spirits













昨年我が環境部では、世界環境デー以来、学内のゴミ拾いを行い、週に1度その結果を掲示していました。なぜならゴミを捨てる人が多いので、皆さんに環境についての意識を高めて頂きたかったからです。毎週水曜日のゴミ拾い実施により、多少ゴミ捨ては減りました。

last year, environmental dept. tried to clean up garbage since world environment day and gave information the amount of garbage per week. because there were huge garbage and wanna all roong aroon family be aware of environment and cleanness. after we started that clean up project every wednesday, amount of the garbage was decreased a little.


しかしその後、部署で毎週のゴミ拾いを止めました。なぜならゴミは減ったし、ゴミ捨ては減った状態で続くと思ったからです。しかし実際には。。。


but after that, we didn't continued to clean up do often, because garbage was not so much and we believed that they don't throw the garbage anymore. but it was not truth...


私は、2011年9月14日水曜日よりゴミ拾いを再開しました。誰にも告げませんでしたが、数名のスタッフは手伝ってくれました。そこで私はスタッフの一人、ラモムさんに、今回はどのようなインフォメーションを行ったらゴミ捨てが減り、またはゴミ拾いに協力してくれるだとうかと尋ねました。するとラモムさんは答えたのです。

『学内の皆に協力してもらうことを考えるより先に、自分たちの行動や責任について見直すべきではないのか。昨年ゴミ拾いをしたとき、なかなかスタッフ全員揃わなかった。環境部のメンバーが責任を持ってゴミを拾わないのに、誰が協力してくれるだろうか。なぜ私たちはゴミを拾うのか、その意味をもう一度考え直さなければならないのではないか。私たちは誰にいわれるのでもなく、単に学校を少しでも清潔に快適にしたいからゴミを拾うのではないか。確かに啓蒙は必要だが、もし誰も協力してくれなくても、私たちがゴミを拾うことで、少なくとも学校は清潔になるのではないか。』


and i started to clean up since sep. 14 2011 and some of our staffs helped me. so i asked one of the staff, P Mom how to give information to everyone in our school to join us.

he said to me,

"before we hope them to join us, we should consider that we fulfill our responsibilities or not. when we cleaned up last year, some of us sometimes didn't participate. never done all together. even our members don't fulfill our responsibilities, who wanna join us? and we should review one more time that why we do clean up? we clean up to keep our school comfortable, don't we? and if nobody help us, at least we realize the cleanness in our school."


私は自分の基本的な環境に対する願いを忘れていたことを、恥ずかしく思いました。

don't forget our original intention. "environmental spirits"