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2010年7月1日木曜日

モラルと仕事の質向上

ルンアルン学園では毎日数百リットルもの生ゴミが出ます。そして各スタッフや生徒が分担して生ゴミを堆肥場に運んでくれています。これが大変嫌なひどい仕事だということは、我々が一番良く理解していますが、みんなは良く協力してくれており、感謝の言葉もありません。しかし時に仕事の丁寧さを欠いたために、良い行いが悪い行いになってしまいます。とても残念です。














生ゴミを運ぶ仕事は辛い仕事ですが、このような仕事を丁寧に心を込めてやることが、最終的に根本的な問題解決につながるのではないかと思います。つまり生ゴミ自体の減量をする気持ちにつながればと思います。

剪定した枝の行方?

ルンアルン学園には多様な樹々が生い茂っています。しかしこれらのルンアルンの森は自然の森ではなく、人間が植えたものです。したがって人間による手入れが必要です。

これらの樹々の枝の剪定も環境部の重要な役割ですが、問題は剪定した枝をどうするかです。自然に分解するには長い時間がかかり、置き場所に困ります。かといって燃やすと煙で周りの人々に迷惑がかかります(カーボンニュートラルですが)。バンコク都が枝を引き取ってくれることもありますが(なかなか来てくれない)、当然車で運ぶのでカーボンネガティブです。

そこで環境部では枝を細かく砕いて、生ゴミ堆肥に混ぜることにしました。(最近ですが)



























粉砕したといっても、通常木の枝はなかなか分解しません。しかし。。。

1、排水設備のグリーストラップから汲み取った廃油脂を堆肥に混ぜることで、高温での堆肥の好気発酵が持続し(60-70℃)します。つまり放線菌(ヘミセルロースを分解します)の活動が持続するので、木の枝の分解が良くなります。

2、堆肥に廃油脂を混合すると悪臭が出ますが、炭の粉や破片を同時に混合することで、悪臭がかなり軽減します。

3、炭だけでは脱臭効果は十分ではないかもしれませんが、T字型(縦型)のパイプを同時に用いることで、堆肥の内部がより好気状態になり、さらに臭気が軽減されます。
















4、以前は炭焼きの際に出る煙が地域の人々の迷惑になっていましたが、現在は煙を低減する新しい炭焼き窯を作ったので、煙がかなり少なくなりました。またこの少量の煙は学外にはあまり届きませんが、堆肥場には漂います。これが蚊よけになっています。

5、さらに新しい炭焼き窯は木酢液がかなり多めに採れるので、ハエなどの虫よけにも役立ちます。














ただしまだ完璧ではありません。枝の粉砕に代替エネルギーを使えてないためです。したがって残念ながらまだカーボンポジティブです。。。

2010年6月26日土曜日

煙があまり出ない炭焼き窯

煙があまり出ない炭焼き窯(木酢液がたくさんとれます)

ルンアルン学園環境部の目標は『ゴミをゼロにする』です。それはもちろん比較的分解されやすい木材なども含まれます。

ところが今までは他の用途に使用できなくなった木(合板、餅米デザートの竹筒、若いココナツの殻など)の行き場がありませんでした。それで周りに積んで自然に分解するのを待たざるを得ませんでしたし、また美しい景観とは言えませんでした。

しかしやっと行き場ができました。それは、炭に焼いて堆肥に混ぜるのです。堆肥に浄水槽のグリーストラップから出た廃油を混ぜ、さらに炭も混ぜることによって、通気性を良くし、においも少なく、油の分解も早くなります。

実はこの方法は実施していたのですが、炭焼きの際煙が多く出て、地域住民に迷惑をかけるので、炭焼きを自粛していたのです。(当然炭を入れないと廃油も入れられないので、廃油もしばらく処理できませんでした)

今回環境資源管理部の資源部主任ジャクチャイ氏が新しい煙の少ない炭焼き窯を作り、また木材と廃油の処理ができるようになりました。

もし興味がある方は連絡くださいね。
roongaroon.environmentjp@gmail.com
hiimurajah@gmail.com



















2010年6月16日水曜日

生徒が力を合わせて

去る2010年6月11日に、本校では木が倒れるという災難が。
















でもたくさんの小学生が、協力してくれました。






























応援団も

















2010年6月5日土曜日

保護者がEMぼかし作り指導

皆さん。今日は世界環境デーです。今年のホストは何と「ルワンダ」です。そう、ジェノサイドで有名な。1994年、約80万人の人が殺害されたと言われています。

その関連ですが、今生徒のお父さんがルンアルンの先生や別のお父さん、お母さんに、EMの作り方を指導されています。

環境部からはプイ先生が習っているところです。

このように、皆さんが環境に関心を持ち、情報を交換し合うことが大切だと思います。




















2010年6月4日金曜日

環境部メンバーの切なる願い

2010年6月2日(水)と3日(木)、ルンアルン学園環境資源管理部のメンバー全員で、学校内のゴミ拾いを行いました。なぜなら最近ゴミを捨てる人が増えてきたからです。以前のようにきれいな学校になってほしいという願いを込めて、ゴミ拾いです。

「ゴミゼロ」プロジェクト設立以来、学校は本当にきれいになりました。しかし最近ゴミが増えてきたので、環境部メンバーは皆さんにゴミを捨てないように注意する前に、まず自分たちでゴミ拾いをすることにしました。これは、メンバー全員の学校を愛する、タイの国そしてこの世界を慈しむ気持ちから来ています。

環境部メンバー全員は、いつかまたルンアルン学園の皆さんが、以前と同じように環境を愛するようになることを、切に願っております。




















2010年5月31日月曜日

世界環境デー

2010年6月5日(土)は世界環境デーです。

今年は何とルワンダ。ルワンダといえば1994年のジェノサイドが有名です。そうツチ族とフツ族の間での。悲しい歴史ですが、その後ルワンダは目覚ましい復興を遂げ、現在に至ります。

特に経済と環境面での繁栄は目覚ましく、アフリカの奇跡と言われています。

人間はたとえ悲しい出来事があっても、そこから立ち上がることができるという見本ではないでしょうか。

2010年3月31日水曜日

キングモンクット工科大学でのデモンストレーション

昨日2010年3月30日(火)に、キングモンクット工科大学におけるイベントに参加しました。テーマは日本語に訳すと「ゴミ処理。。エネルギーへ。生ゴミ、 プラスチックゴミそして廃資材からの代替エネルギー」というものです。

我々ルンアルン学園環境資源管理部は、微生物発酵液のデモを行いま した。

参加者は中学生と高校生でした。たくさんの生徒達が真剣に学ぶ姿は微笑ましく感じられました。

ルンアルン学園のブースは、4つのコーナーを設けました。

1、ルンアルン学園の環境プロジェクトのコンセプト
2、微生物発酵液の作り 方
3、微生物発酵液の使い方
4、微生物発酵液中の微生物について

です。

1、ルンアルン学園の環境プロジェクトのコンセプト














2、微生物発酵液の作り方











3、微生物発酵液の使い方

  残念ながら私、飯村浩の写真はありません。


4、微生物発酵液中の微生 物について














生徒達は、真剣に聞いていました。アクティビティーにも積極的に参加していました。














最後のまとめでは、ルンアルン学園からの質問もありました。

Q.微生物発酵液は直接代替エネルギーだという訳ではありませんが、エネルギーの節約に貢献することができます。さて、どのように貢献するのでしょうか?















みなさん、分かりました?

2010年3月22日月曜日

浄水池の修繕2

今日、2010年3月22日は、「世界水の日」です。
http://www.worldwaterday.org/

みなさん、水の大切さ、価値を良く考えて、水の節約に心掛けましょうね。

ところで土曜日に引き続き、環境部は昨日(日曜日)浄水池の修理をしました。昨日は水を大きな池に流す部分を修理しました。














噴水の部分ですが、虹が見えました。

2010年3月21日日曜日

キングモンクット工科大学でデモンストレーション

2010年3月30日に我がルンアルン学園環境資源管理部は、環境および微生物発酵液についてのデモンストレーションを行います。対象は主に高校生です。 スケジュールは以下の通りです。(タイ語ですが)





















それから発表に使うポスターの一部です。(これもタイ語ですが)

2010年3月20日土曜日

浄水池の修繕

現在、環境資源管理部では浄水池の修理を行っています。

なぜなら
-浄水システムが長い間故障した状態にあり、
-今度、外部の水路より水を引くことになったからです。

以下修理の様子をお伝えします。(もう少しで終わります)

1、まず浄水池の水を抜きました。作業をしやすくするためです。













2、溜まったヘドロで、堤防を修繕しました。


























3、浄水部分を新しく作り直しました。







































4、堤防もきれいに出来上がりました。












5、バイトゥーイを植えました。


























2010年3月17日水曜日

生活排水中の廃油問題解決法2

今日は生活廃水中の油問題解決法の2を話します。
この方法には重要な前提があります。油を分離できるということです。(油を分離できた時点で問題はかなり容易になるのですが)

廃油石鹸です。日本のみなさまはご存知かと思いますが。




















材料
廃油 250ML
NaOH 35gram(計算します)
水 100ML
香料(臭い消しのため)

作り方
1、水の中に水酸化ナトリウムを入れます。















2、廃油の中に1を入れます。















3、激しく振ります。(もっともっとたくさん振らないといけません)





















4、型に流し込みます。
(油脂の臭いを消すのに香料を入れても良いです。)















石鹸の反応式です。












水酸化ナトリウムの量は鹸化価の表より計算します。
例えばパーム油250MLの場合は、NaOH35.5gです。

0.142*0.25L=0.0355(KG)=35.5(Gram)

2010年3月16日火曜日

段ボールコンポスト

出張のため、更新できませんでした。今日は、ちょっと油問題はお休みして、段ボールコンポストを紹介します。日本ではお馴染みだと思いますが、タイ語版に載せたので。

ルンアルン学園の保護者の方々から、家庭から出る生ゴミ処理の方法を訊かれることがありますので、今日は段ボールコンポストを紹介します。

まず使うのは、普通サイズの段ボール(30*40*50*ぐらい)です。(組み立て方はここでは詳しく書きません。後日保護者にデモンストレーションをしますので)
















私が過去2回やって成功したのは。。。完熟堆肥のかす(ふるいを通らなかったやつ)+落ち葉を箱の半分まで入れます。そして水切りをした生ゴミを混ぜ込みます。

いま日本ではいろいろな水切りがあります。三角コーナーだけではないようです。







































私は見たことがありません。すごく綺麗ですね。




















毎日0.5-1キロぐらい、生ゴミを投入できます。(日本より少し多め)














もしそれ以上生ゴミがある場合は、箱を二つ用意するか大きめの箱を使います。生ゴミ投入後、堆肥かす+落ち葉と混ぜて、さらに堆肥かす+落ち葉をかけます。そして古いTシャツでフタをします。














だいたい2−3か月入れ続けた後、生ゴミ投入をやめ、1−2か月おきます。(時々園芸ごてなので切り返しします)二つ箱を作っておけば、この期間にもう一つの箱に生ゴミを入れることができます。

この方法の欠点は段ボールは約1回の使用しかできない点です。ですからキャンパス地の布を使って箱(トートバッグのような)を作ろうと思います。(育土研究所の橋本力男先生から教えていただきました)

今実験3回目を行っていますが、実験終了後ルンアルン学園の保護者を対象にデモンストレーションまたはアクティビティーを行う予定です。